all along

言葉を綴りたい

左手が荒れた

雪が降った先週からすこぶる調子が悪い。
今年初の雪かきをした朝から左手首が痛い。筋が痛い。ちゃんと筋肉がないから無駄に筋を痛める。自業自得である。

 

可能な限り眠っていたいと思う。
心身の疲れはダイレクトに響く。時間の許す限り活字に浸っていたいと思う。睡眠も読書も、私にとっては現実逃避の一種にすぎない、至福の時間だ、貪欲に求める場所を間違っている。

左手が荒れた。
がさがさとした皮膚は赤みを帯び、ぶつぶつと湿疹ができ始めた。痛痒い。ドラッグストアで買った日本薬局方の白色ワセリン(チューブのやつ)を塗ってちょっと落ち着いた。それでも赤みが増していく皮膚が、痒みを訴える。あーステロイドを塗るしかないのか、と悟り、薬箱を探す。ゲンタシンも配合されたステロイドだけど、まぁいいや。自己責任。
ネットで調べたら、手湿疹なるものがあると知る。
しかし極力台所仕事をしない私がなるとは、ひ弱である。ひたすらハンドクリームで誤魔化していたツケなのか。こんなところにも不調が出るとは、心身は正直だ。

 

最近、詩集を少しずつ買っている。作者は固定していない。
言葉と言葉の化学反応、相互作用に生み出されるそれらは相乗効果を伴って、蒸発して私を包む。結晶化して私を刺す。
吐き出した感嘆は、明日への活力となる。

 

言葉をつづる事に疲弊する事は日常茶飯事で、
プライベートで極力人と会わない生活を続けていたら、ますます口下手になってしまった。怠慢の結果の表れだ。
なんでこんなことをしているのだろうと、ノートパソコンを目の前に頭を抱えながら、それでも自分の心が解放されたのを見計らって、感情を昇華させていく作業は、非常に気持ちがいい。
だからやめられない。
中毒だ。