2020-01-01から1年間の記事一覧
雪が降った先週からすこぶる調子が悪い。今年初の雪かきをした朝から左手首が痛い。筋が痛い。ちゃんと筋肉がないから無駄に筋を痛める。自業自得である。 可能な限り眠っていたいと思う。心身の疲れはダイレクトに響く。時間の許す限り活字に浸っていたいと…
人は言葉に傷つけられるのと同じくらい、 人は言葉に救われているはずだ。 この場合の人とは、他人ばかりではなくて、自分自身も含まれる。 少しでも言葉を詰まらせてしまったとき、 言葉が渋滞を起こして、溢れる感情に名前をつけることもできなくて、 私は…
真実に近づくという事は、太陽に近付く行為と同義語だと思う。 太陽に近付きすぎると羽がもげるという神話と同じように、例えばサスペンスドラマにあるように、真実に近すぎた刑事が殺されるのとおんなじで、それは危険を伴うものなのかもしれない。 それで…
命について考える。昨今の騒動の中で、命は決して平等ではないと改めて知る。 医療が機能しなくなった時、人は命の選別を行う事は歴史が証明済みだ。人の致死率は百パーセントだ。死なない人間はいない。私は、命の選別をされる側になった時を想像する。 そ…
血液の巡りが滞っている。 世間にあふれるネガティブな言葉が、じわじわと体の中に浸透して、混ざり込んで、侵食して、正常さを破壊していく。 蓄積された老廃物は、さらに感情を負の方向へ走らせる。 早く早く、この不全から救われなければ。
花びらが朽ちていく。 無機質なアスファルトの上にひらひらとピンク色が舞う。 風に乗って、ふわり、ふわり。 春は好きだ。 長くなりつつある日照時間が、心にうまく作用するのが、温かなカフェインを摂取した時のように、流れていくように分かる。 空の色、…
世の中の状況のせいか、はたまた私のホルモンバランスが崩れているのか、最近やたらと涙腺が緩んでいる。 特に音楽によって、涙ぐむ事が増えた。 3月27日の夜、自粛要請を受けた関係で、ライブ予定だったあるバンドがYouTubeで無観客ライブを配信してくれた…
大人げなかったかもしれないと反省したところで、湧き上がる怒りへの言い訳にしかならない。 怒りはどこから発生するんだろうか。 極端に怒りという感情が薄い子供時代だったので、大人になってから新たな自分を知っては動揺する。 感情に飲み込まれた時、一…
動揺が世間を襲う構図はとっくに出来上がっていて、人々は波に飲まれる。 なぜ泣いてるの?なぜ悲しんでるの? この波に飲まれたら最後、隣の人に合わせて涙を流すことが美徳になる。 理由もわからずに行動をするのは危険だ。 感情の伴わない行為は、いつか…